7年前のドラフト成果は?(2020年ver.)
こんにちは。
セリーグの順位変動が目まぐるしいですね!先週まで最下位と5位をウロウロしていたのに、5カード連続勝ち越しを決め、順位も3位まで浮上しました。首位の巨人まではまだほど遠いですが、2-6位までが結構詰まってきたので勝ちを一つでも増やし上位を目指して行きたいですね。
今日は「セイバーメトリクスの落とし穴」で触れられていた、7年前のドラフト指名選手の現在を振り返りたいと思います。
2013年度の指名選手は?
上記が全体の指名選手一覧です。全体の名前を見ても現在一軍の主力・侍ジャパンの一員になっている選手が多いので、7年経って結果が見えると言うのは本当なんだなと感じます。特に一位選手はどこもエース級がずらり、ですね。
中日の指名選手の現在を振り返る
さてその中で中日の選手の成績を振り返ります。
1位:鈴木翔太(高卒投手・右投げ右打ち)25歳
彼には個人的に本当に期待しているのですが、血行障害もありなかなか制球が定まらず球速も落ち成長する方向が不明瞭な印象です…。一番活躍した年も2017年の一年切り、先発・中継ぎと色々と役割も変えていますがどちらにも現状はハマっていないように感じますので、自分の投球スタイルを腰を据え絵て決め怪我と付き合いながらの成長を祈っています。
2位:又吉克樹(独立リーグ投手・右投げ右打ち)29歳
独立リーグからの入団ということで、1年目からフル稼働の又吉ですが去年は勤続疲労からか調子が上がらず登板数も減りましたが、今年はオープン戦からチームで貴重なサイドスロー中継ぎとして抜群の制球力でした。しかし、現在は開幕して間も無く発症した怪我で抹消、二軍調整となっておりますが後半戦活躍してくれることを期待します!
3位:桂衣央利(大卒捕手・右投げ右打ち)29歳
2014年のイップスを乗り越え、2015年・2016年と活躍しましたが故障が相次ぎそれ以降は一軍で活躍ができていない状況ですね…。現在も左有鉤骨鉤骨骨折の術後経過観察でファームにも出場できていないので、石橋・郡司とルーキー捕手が続々と入団している状況を思うとなかなか厳しい立場ですね。
4位:阿知羅拓馬(社会人投手・右投げ右打ち)27歳
年齢的にはそろそろ安定して一軍に出場して欲しい選手ですが、安定しないですね…。恵まれた身長で高いところから投げ込める武器があるのに、それを生かし切れていない印象です。年齢的にも立場が厳しくなっていくと思うので、そろそろ二軍漬けから一皮向けて欲しいですね。
5位:祖父江大輔(社会人投手:右投げ左打ち)33歳
活躍するジンクスがある5位指名ですが、年齢的にも即戦力が期待される中2014年から大きな故障もなく安定しての一軍で活躍していて頼もしいかぎりです!
2019年オフ年俸の交渉で色々話題にもなりましたが、今年は勝ちパのセットアッパーとして投球も昨年までより威圧感?が増したように感じるので、キャリアハイ目指して引き続き頑張ってもらいたいです。
戦力外
6位:藤沢拓斗
育成1位:岸本淳希
育成2位:橋爪大佑
まとめ
なかなか指名選手全員活躍というのは難しいものの、なかなか花咲けていない選手が多いような印象でした。特にドラ1の翔太くんが形になっていない、安定感が欲しい桂・阿知羅といった中堅選手の働きが薄いところに現状の層の薄さの実情を物語っていますね…。
近日のドラフトを思うと、2015年・2016年の選手たちが中心に一軍が回っていますので、7年後である2022年の優勝を目指してみんな頑張って!!